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里山ちーびず女子養成講座 Vol.6
2014年12月21日(日)

2015-02-26

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だいぶ遅れてのイベント報告アップになり、ごめんなさい!さて、イベントとともにご報告してきました炭窯づくり…ここで、残念なお知らせをしなければなりません。。。なんと、天井が落ちてしまいました。。。一所懸命叩いて出来た天井…
実は、天気の関係があり、イベント前日に火入れを開始したのです。お供えをして、火の神様にお祈りをして、薪の燃える缶を手前に置いて。一気に火を大きくせずに、少しずつ燃やして窯を乾燥させながら焼き締めて行く…炭焼き師匠に聞きながらの手順で。そこまでは良かったのですが…「こんな火ではあかん、もっと燃やせい!」という別の炭焼きさんからの言葉にメンバー一同動揺し、言われるままに強めに火を焚き…順調に行くかと思っていた矢先…夜を超えた次の日の朝に、天井が落ちておりました。

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思い当たる最大の原因は、やはり火の強さでした。天井の丸みを作っていた上部に詰めた木材が全て焼けてなくなっており、空洞になってしまったため未乾燥の窯が重みで落ちてしまった…ということ。。。しかしながら、乾燥木材の入れ方、天井の土の厚み、土の質、天井の形状、色々と他の原因もありました。
…もう一度やりなおそう。これまでは勉強だったのだ。。。と気持ちを切り替えましたが、やはり一所懸命叩いて作った今迄を振り返ると、とっても悲しく、辛いものでした。

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とはいえ、気持ちを切り替えて。本日のメインイベントは、鶏さばきです!里山舍では鶏さばきの講師でおなじみ、地元有志のMr.ダンナイ(”だんない”とは地元の方言で「問題ない」の意味)さんが来て、初公開の里山舍新アイテム「モバイルキッチン」で鶏の解体講座!参加者のちーびず女子にコツを教えながら華麗な手さばきで解体がすすみます!

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モバイルキッチンは屋台のようにカウンターつき。備え付け(取り外し可能)の薪コンロで捌きたての鶏を焼けば、まるで焼き鳥屋台!もちろん、捌きたての鶏を薪の火で調理して出してくれる焼き鳥屋台なんてとても希少だと思いますが(笑)。素晴しい美味しさにみなさん舌鼓。

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さあ、どんどんご馳走を味わっていきましょう!1羽をさばいて焼き鳥にしている間に、まるごと1羽を使ったダッチオーブンを調理していました。鶏に豪快に塩こしょうをして、野菜と一緒にダッチオーブンに入れて蓋をして後は薪ストーブに入れておくだけというシンプルな料理。開けるとこんがりと焼き色が着いています。ヤッタネ成功!参加者みんなでつつきました。卵になりかけの卵も目玉焼きにして、頂きます☆

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お腹がいっぱいになったところで、今回の参加者の皆さんと一緒に壊れた炭窯の現場検証へ。火が鎮火して、細く煙りが出ています。中の木材が焼けて炭になってしまわないように、皆で協力して木材を外に運び出しました。タップリと詰められた木材は、出しても出しても出て来る…^^;

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木材を運び出し、窯内の検証を詳しく行い、炭窯の打ち直しの手順(水抜きをつくる、壁は残して天井だけ打つ、天井の形と厚みは型紙を作ったりしてきっちりと計るなど)を確認した後、参加者みんなで揃って意見交換会をしました。楽しい、もっと体験したい、という率直な意見や、京都市内で手に入る薪を使って積極的に実践していきたいという声を頂きました。

炭窯の打ち直しはまだまだ時間がかかりそうですが…がんばりましょう!

今日も皆さん、お越し下さりありがとうございました。